どこをみる?コーヒーミルの選び方を解説!

器具

こんにちは!よっしーです。

今日はコーヒーミルの違いや選び方について紹介していきます。
コーヒーミルは種類が多く、選ぶときに迷いやすい器具のひとつです。

この記事では、ミルの基本的な構造の違いを解説します。
選ぶ時にどこを見ればいいか、何を気にすればいいのか、といったことの指針にしてください。

コーヒーミルの構造の違い

動力

コーヒーミルにはまず動力の違いがあります。

単に手動式か電動式かのどちらかです。

電動ミルと手動ミル

手動式ミルのメリットは、本体のサイズが小さく持ち運びがしやすいこと、粉の精度に対してコスパが良いものが多いことの2つです。

電動式ミルのメリットは、手で挽かなくて良い。これが本当に重要なメリットです。

刃の形

ミルの刃には形状が何種類かあります。

よく見かけるものはプロペラ形とコニカル形・フラット形です。
また、手動式ミルはほとんど(全てといってもいいかも?)がコニカル型です。

プロペラ型

プロペラ型は、容器の中心部でプロペラ形の刃が回転するシンプルな構造をしています。(ぷろぺらがたなかしゃしん)

使用方法や清掃が簡単で、とても気軽に使え、価格帯も低いため入門用や使う頻度が低い場合にはお勧めできます。

一方で、粉のサイズにバラツキがでやすく、コーヒーの味が安定しないことが欠点です。

コニカル型・フラット型

コニカル型、フラット型はどちらも仕組みは同様です。
固定刃、回転刃の2枚の刃があり、間隔を調整することでコーヒー粉の粗さを決めます。

違いはそれぞれ、刃の形がコニカル(円錐)かフラット(平ら)か。です。

コニカル型ミルとフラット型ミルの性能は、挽いた粉の形状や挽けるスピードが主な違いになります。少しマニアックな話になってくるので、詳しくは別の記事で書こうと思います。

粉の粗さがばらつきにくく、清掃の際もドライバーで分解する手間は増えますが、ブラシで比較的簡単に行うことができます。

その他

他に、主に業務用の大型コーヒーミルで用いられる、ローラー式もあります。
2本の棒状の刃の間隔で調整する方式です。

刃の材質

刃の材質は概ね2種類で、ざっくりいうと金属か金属以外かです。

金属刃とセラミック刃の写真
(左)金属刃と(右)セラミック刃

金属刃はコーヒー豆をしっかりと切断できるため粉の精度が高いものが多いです。
セラミック刃より、お手入れは手間がかかります。

金属以外だとセラミックス製が多く、切れ味が金属刃より劣り、コーヒー豆をすり潰してしまうため、すこし粒度がバラつきます。
メンテナンス性は抜群で、刃を丸ごと水洗いすることが可能です。

特に家で使う場合に簡単さや安心感などから大きなメリットになるのではないでしょうか。

項目ごと!おすすめの選び方!

動力

動力を考えるときは挽く量、頻度やご自身の筋力(重要)などを考慮して、大変そうだと感じるようであれば、電動式をおすすめします!

よっしー的には、初めてのコーヒーミルは、電動式をおすすめしています。

なぜなら、コーヒーを頻繁に入れるようになると、毎回手で挽くことが面倒になってしまうことがあるからです。

または、コーヒーを入れる頻度が高くなくても、気軽に入れづらく感じてしまう…なんてこともありますよね。

電動式は、コーヒーを挽く時間と手間を短縮することができるので、毎日でも、たまにでも始めたての時にはちょうど良いミルだと思います!

手動式は、同じ価格帯の電動式と比べると断然挽いたコーヒー豆の質に対してのコスパが良いので、「コーヒー豆を挽く品質にこだわりたい!」という方にはもちろんおすすめです。

刃の形

とりあえず豆から粉になれば良い!ミルにはコストを掛けたくない!という方はプロペラ式にしましょう。
使用も清掃も圧倒的に楽です。粉の精度はご愛嬌。

コニカル式とフラット式はそれぞれのデメリットを補うような設計になっている商品が多いのでどちらも致命的な違いはありません。
ただし、どこまでの細かさ、粗さで挽けるのか(粒度の上限下限)はしっかり事前に確認しておきましょう。

エスプレッソやマキネッタなど、極細挽き、細挽きに挽きたい場合や
サイフォンやフレンチプレスなどのレシピで粗めに挽きたい場合などに対応できないかもしれません。

刃の材質

コーヒーを飲む頻度が多い場合は金属、そうでない場合はセラミックスがおすすめです。

セラミックスは丸洗いができ、錆びないので使用間隔が空いてしまっても問題ない場合が多いです。

とはいえ、金属製でもブラシで清掃してからしまっておけば問題ないことが多いので、気にしすぎなくても大丈夫です!

まとめると

  • ミルの違いは、動力・刃の形状・材質
  • 手軽さの電動。コスパの手動。
  • ミルの挽ける粒度の限界は要確認!

この3つがポイントです。

最後に

今回は、コーヒーミルの基本的な構造の違いと選び方を紹介しました。

コーヒーミルは、あるかないかだけでも、おうちカフェのクオリティが大きく変わります!

コーヒーが断然おいしくなるうえに、挽いた時の香りも楽しめ、コーヒーを淹れることが楽しくなります。
精度高く挽けるものを使えばよりコーヒーを狙いどおりに抽出しやすくなります。
パッケージに書いてあるようなフレーバーも再現しやすくなりますよ!

コーヒーの味への影響も大きいので、ぜひ自分好みのコーヒーミルを探してみてください。(沼)

この記事がコーヒーミルを選ぶ参考になっていれば幸いです。

電動ミルのメンテナンス方法(記事のミルはKalitaNextG)はこちらの記事を参考にどうぞ。

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