初めてでも簡単!ハンドドリップでのコーヒーの入れ方を紹介!

入れ方

こんにちは!りかけいのばりすた、よっしーです。

みなさんはハンドドリップでコーヒーを入れてみたい!と思ったことはありますか?

ハンドドリップは専門店から家庭まで広く普及しているので、売り場などで見ることも多いですよね!
パッケージなどの入れ方を見てみても色々な入れ方があるので、
どの入れ方が良いのか分からなくなったり、難しく感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

実は、ハンドドリップは簡単なんです!

簡単に始められて、慣れてきたらお店や本、ネットなど様々なところにレシピがあり、
いろいろ試せるレシピが多いので長く楽しめる入れ方でもあります!

この記事ではハンドドリップでコーヒーを入れる時に必要な道具から入れ方、
パターン別レシピや味を調節したいときに考えるポイント
までまとめています!

ぜひ読んでみてください!

ハンドドリップに必要な器具は?

ハンドドリップに必要な器具6種類とそれぞれ、器具の選び方を紹介します!

おすすめな道具の選び方

まず道具を紹介する前に、おすすめする器具の選び方を紹介します!

それは自分が使っていて楽しめそうな道具を選ぶこと、です!

コーヒーを入れる時に頻繁に使うものなので、かっこいいやかわいいといったデザインや素材感など、使っていてテンションが上がったり楽しそうなものをぜひ探してみてください!

以下では特に味づくりのしやすさを重視しながら紹介していきます!

コーヒーミル

用途:コーヒー豆を粉状にする

コーヒーミルには、手動式と電動式があります。

簡単に言うと電動式は手軽に挽ける点が長所で、手動式は挽いた粉の品質が良くコスパが良いのが長所です。

どちらにも長所と短所がありますが、自分は初心者には電動式をおすすめしています。

なぜなら、コーヒーを頻繁に入れるようになると、毎回手で挽くことが面倒になってしまうことがあるからです。(実体験)
また、コーヒーを入れる頻度が高くなくても、気軽に入れづらく感じてしまう…なんてこともありますよね。

電動式は、コーヒーを挽く時間と手間を短縮することができるので、毎日でもたまにでも
始めたての時にはちょうど良いミルだと思います!

手動式は、同じ価格帯の電動式と比べると断然挽いたコーヒー豆の質が良くコスパが良いので、
コーヒー豆を挽く品質にこだわりたい方にはもちろんおすすめです!

ミルブラシ

コーヒーミルを使うと、刃の部分に細かいコーヒー粉(微粉)が残ってしまいます。
微粉がミルに残っていると、次回以降の味に悪影響が出てしまうのでブラシで除去しましょう!

”ミルブラシ”と名の付くものでなくても、100均のブラシなどでも大丈夫ですよ。

コーヒードリッパー・フィルター

用途:挽いたコーヒー粉を層にして、湯を透過させる

ドリッパーやフィルターには素材や形状など種類が多く、迷ってしまうポイントですよね。

ドリッパーを選ぶポイントは主に形状、素材、フィルターの素材、の3点です。

ざっと並べるとそれぞれ

  • 形状:台形型、円錐型
  • 素材:プラスチック、陶器・ガラス、ステンレス
  • フィルターの素材:紙、布(ネル)、ステンレス、陶器(セラフィルター)

と種類があり、形状ではそれぞれ比較すると

台形型はコーヒーの味が安定しやすいことが長所で、円錐型は作れる味の幅が広いことが長所として挙げられます。

どちらの形状でも気に入ったものを使うのが良いと思います。

初心者が扱うものとしては、抽出した後の処分が簡単な紙フィルター
取り扱いが簡単なプラスチックドリッパーがいずれも扱いやすくおすすめです。

管理人のおすすめドリッパーはハリオV60です!価格や普段使いのしやすさ、味づくりなどの面で使いやすい点が特におすすめポイントです!

ハリオV60は円錐型のペーパーフィルターなのですが、取り扱っているお店が多く手に入りやすいところ、

専門店でも広く使用しているためお店のレシピを真似しやすいところもおすすめです!

ドリップケトル

用途:ドリッパー内でコーヒー粉の層をきちんと透過するようにお湯を注ぐ

ドリップケトルは一見、価格を高く感じてしまいがちな道具だと思います。

確かにちょっと地味なポイントですが、ドリップケトルは
コーヒーを入れやすいように、細く狙ったところにお湯が注げる形状になっています!

やかんなどの口が太いものだと、お湯の勢いが強いためコーヒー粉の層を削りやすく、味が出ない原因になってしまいます。
注ぎ口が長めのティーポットや急須などで工夫すれば代用は可能ですが、注ぎやすさやレシピの再現性が段違いなので、ぜひ買ってみてください!

コーヒーサーバーまたはガラスカップ

用途:抽出したコーヒーを受ける

コーヒーサーバーはともかくマグカップではなく、なぜ「ガラス」カップをおすすめするかというと、
抽出しているコーヒーの色が見えるから、です!

抽出したコーヒーの色は、それだけでコーヒーの味の傾向がわかるくらい大切な要素なんです!

見えるかどうかで、ハンドドリップの上達速度が変わるので、透明度が高く、中が見えるものをおすすめしています。

コーヒーサーバーは、複数人分一度に入れることができたり、アイスコーヒーを作りやすかったりします。
いろんなカップを楽しみたい方も、抽出する環境が同じになりやすいのでサーバーの方をおすすめします!

ガラスカップは、入れてからそのまま飲めるので保管や洗い物などの手間が減るのが嬉しいポイントです。
飲みながらコーヒーの色を楽しむこともできます。普段1人分を同じカップで楽しみたい方には特におすすめです!

スケール(量り)

用途:その時点でどれだけ注いだかを確認する

スケールは、無くてもハンドドリップをすること自体に問題はありませんが、入れるたびに仕上がりがばらついてしまいます。

とりあえずコーヒーを入れて楽しむだけなら不要です!が、レシピを変えて楽しみたくなった時には購入を検討してみてください!

プロが使うようなレシピを再現するためには、タイマー付きのもの(それかタイマー)を用意する必要がありますが、キッチンスケールなど、重さが量るものであれば十分味が安定します。

さあ!ハンドドリップを実践してみよう!

お湯が沸くまでの準備

実際にハンドドリップをしてみましょう!まず、お湯が沸くまで準備を整えます。

  • お湯を沸かす

まず一番時間がかかるのでやかんや電気ケトルでお湯を沸かしておきましょう。この間に必要なものを用意します。

用意するもの:コーヒー豆、コーヒーミル、ドリッパー(フィルター)、コーヒーサーバー(カップ)、ドリップポット、スケール、飲むためのカップ

  • コーヒー豆を粉にする

使うもの:コーヒーミル

コーヒー豆を粉にします。最初は説明書などを読んで中挽きの粗さに設定しましょう。

  • ドリッパーにフィルターをセットする

使うもの:ドリッパー、フィルター

ペーパーフィルターを継ぎ目の5mmほど内側に沿って折り、ドリッパーにセットします。

  • フィルターにコーヒー粉を入れておく

使うもの:ドリッパー+フィルター、コーヒー豆

あらかじめフィルター内に粉にしたコーヒー豆を入れておきましょう。初めの頃は結構焦ります。

ペーパーフィルターを湯で濡らしておく方法もありますが、その場合はハンドドリップを始める直前に粉を入れるように準備しておきましょう!

  • サーバー(カップ)・ドリップポット・(ドリッパー)を温めておく

使うもの:コーヒーサーバー(カップ)

お湯が沸騰していなくても、ある程度温まったら少しサーバー(カップ)に入れて温めておきましょう。このひと手間でおいしさが長持ちしますよ。

ドリップポットにお湯を少し移して、温めておきましょう

いざ抽出!

ここまで準備して、お湯が沸いたらついに実践です!

  • サーバー(カップ)・ドリップポットのお湯を捨てる

使うもの:サーバー(カップ)、ドリッパー+フィルター+コーヒー豆

温めておいたお湯を捨てて、ドリッパーをセットします。忘れてしまいがちなので注意!

  • お湯をドリップポットに移して一呼吸おく

使うもの:ドリップポット

お湯が沸いたらドリップポットにお湯を移しましょう!

一呼吸おいてドリップポットに熱が伝わってお湯が適度に冷めるのを待ちます。

ドリップポットの素材や湯の量、予熱の程度にも寄りますが、冷めた状態から30秒ほどで92~95℃程度になります。

  • 少しの湯を注いで”蒸らす”

使うもの:ドリップポット、ドリッパー他

使うコーヒー豆の2倍程度の湯を表面全体に注いで30秒ほど待ちます。

このときフィルターに直接お湯をかけないように注意!

”蒸らす”ことによって乾いたコーヒー豆に水分を行きわたらせて味を抽出しやすくなる効果があります。

  • 数回に分けて目的の量まで注ぐ

注ぎたい量になるまで500円玉サイズで「の」の字を描くようにくるくると回しながら数回に分けて注ぎます。

このとき、ドリッパー内のお湯を最後まで落とし切るか途中で外すかはお好みで。

途中で外す方が、後味がすっきりしますが物足りなく感じることも…ぜひ試してみてください!

パターン別レシピを紹介!

好みの味に近づけるためにパターン別レシピ例を紹介します!

どっしりとしたコクのあるコーヒー

コーヒー豆:15g、注湯量:240g

1投目(蒸らし):30g-40g

2投目:100g (140g)

3投目:50g (190g)

4投目:50g (240g) / 落とし切る

すっきりとした酸味のあるコーヒー

コーヒー豆:15g、注湯量:240g

1投目(蒸らし):30g-40g

2投目:60g (100g)

3投目:90g (190g)

4投目:50g (240g) / 落とし切る

コーヒーを好みの味にするには?

入れてみたコーヒーはいかがでしたか?うまく入れられたでしょうか?

レシピを変えてみるときに考えるポイントを紹介していきます!

粉の粗さを考える(メッシュ)

粉の粗さはメッシュと呼ばれます。

ハンドドリップでは中挽きから中粗挽きが一般的とされていますが
使っているコーヒーミルによっても味の出方が変わったりします。

ほかの条件は変えない場合に

粉の粗さ(メッシュ)が細かいほど味が濃く苦めに、

粗いほど味が薄く酸っぱめに

仕上がる傾向があります。

細かく挽きすぎると、えぐみなどの雑味が出やすくなったり
逆に粗く挽きすぎると、極端に味が出づらくなったりするので
特別に理由がない場合は中挽きから中粗挽きがおすすめです。

粉量と注湯量の比率を考える(ブリューレシオ)

粉量と注湯量の比率はブリューレシオとも呼ばれます。

紹介したレシピだと、どちらも粉量15g:注湯量240g=16.0となります。
他の条件は変えない場合に

粉量と注湯量の差が小さい(ブリューレシオが低い)ほど味が濃く、苦めに

粉量と注湯量の差が大きい(ブリューレシオが高い)ほど味が薄く、酸っぱめに

仕上がる傾向があります。

湯温を考える

温度計がなくとも、ドリップポットを事前に温めたり、長めに待ってみたりして
湯温を調節することができます。

それだけでも味の変化を実感できるほど影響も大きい要素です。

湯温が上がると、味が濃くなり苦味が出やすくなり

湯温が下がると、味が薄くなり酸味が際立ちやすくなります。

こだわりたくなったら用意してほしい道具たち!

ハンドドリップでの抽出はいかがでしたか?

ハンドドリップにもっとこだわりたくなった時に、次のステップとしておすすめの道具を紹介します!

温度計

湯温を測るときにつかう道具です。

湯温はハンドドリップをするときに影響が大きい要素なので条件を整えたり、変更するときに
温度計があるととっても便利ですよ!

コーヒードリッパー

コーヒードリッパーはさまざまなメーカーから素材や形状が全く違うものが数多く出ています。

ドリッパーによってコーヒーの味わいが変わることを楽しんだり、
いままでのドリッパーとは違う表現をしてみたりと、さらにハンドドリップを楽しめますよ!

タイマー(またはタイマー付きスケール)

タイマーはハンドドリップのレシピに必要になる道具です。

蒸らし始めからハンドドリップが終わるまでの時間を意識するだけでも味わいが変わるので、
レシピの調節がぐーんとしやすくなります!

まとめ:ハンドドリップでコーヒーを入れてみよう!

この記事では、ハンドドリップで必要な道具から入れ方、レシピのポイントまで紹介しました!

それぞれまとめると、以下となります。

おすすめの道具

  • コーヒーミル
  • コーヒードリッパー
  • コーヒーフィルター
  • ドリップポット
  • コーヒーサーバー
  • スケール

ハンドドリップの入れ方

準備編

  1. お湯を沸かす
  2. コーヒー豆を粉にする
  3. ドリッパーにフィルターをセットする
  4. 粉にしたコーヒー豆を入れる。
  5. サーバーを温めておく

実践編

  1. サーバーのお湯を捨てる
  2. 沸いたお湯をドリップポットに入れて一呼吸置く
  3. 少量のお湯を注いで”蒸らす”
  4. 数回に分けて目的の湯量まで注ぐ

レシピのポイント

  • 粉量:注湯量(ブリューレシオ)
  • 粉の粗さ(メッシュ)
  • 湯温

ハンドドリップは、いろいろな入れ方があっていろんな工夫ができるのが特に楽しいですよ!

いろんなレシピを試して、一緒にハンドドリップを楽しみましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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